2015/11/14-15:第8戦 ツインリンクもてぎ
【予選で望みを繋げるも、決勝はトラブルで万事休す】 予選4位 決勝リタイヤ
僅かながらチャンピオン獲得の可能性を残した状態で最終戦に挑むことになったLEXUS TEAM PETRONAS TOM'S。
優勝する事が最低条件だがチーム誰一人諦めてはいない。
11月14日(土)予選
一日を通して雨。
だがウェットコンディションでのフリー走行で手応えを得た伊藤はその勢いのままQ1を担当し3番手タイムでQ2進出を決めた。
雨脚が強まる中、Q2担当のジェームス・ロシター選手も果敢なアタックで4位グリッド確定となった。
タイトル争いをしているライバル勢より前方のグリッドを獲得したため決勝での期待が高まる。
11月15日(日)決勝
混戦のタイトル争いの行方を一目見ようと大勢のファンが押し寄せたツインリンクもてぎ。
天候は回復する予報ながらスタート前に降った雨の影響で全車レインタイヤでスタート。
スタートを担当したロシター選手は序盤ペースが上がらず6位に後退。
その後路面状況がドライに近づいていく中、徐々にペースを取り戻してきたPETRONAS TOM'S RC Fだったが、11周目に入ろうとするホームストレートでいきなりスローダウン。
ロシター選手はそのままマシンを止めリタイヤとなった。
原因は駆動系トラブル。
伊藤は最終戦の決勝でステアリングを握ることなく2015年シーズンを終えた。
これによりシリーズランキングも7位までドロップしたが、トラブルでリタイヤした3戦を除くと鈴鹿1000kmでの優勝など随所でLEXUS TEAM PETRONAS TOM'Sの強さを見せられたと言えるだろう。
今シーズンこのチーム体制で戦うことが決まり、チャンピオンを獲るという強い気持ちで最終戦まできました。
最後は残念な形でレースを終えましたが、このチームなら来シーズンまたタイトルを狙えると確信しています。
レクサス、TRD、ブリヂストン、チーム関係者、ロシター選手そして応援してくださった全ての方に感謝しています。
また来シーズンも頑張ります。これからも応援よろしくお願いします!