SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2015/10/31-11/01:第7戦 オートポリス
【苦しみながらもタイトル獲得の望みを繋げる】予選7位 決勝5位

残り2レース。ランキングトップとは8ポイント差。
最終戦を前に少しでもポイント差を縮めておきたい。
結果によっては最終戦を前にタイトル獲得の可能性を失うこともあるため、LEXUS TEAM PETRONAS TOM'Sにとって非常に重要な1戦だ。

10月31日(土)予選
フリー走行ではまずまずの手応えを得たものの、この季節特有の寒暖差により安定したグリップでラップタイムを揃えることが難しく、苦戦が予想される中まずは伊藤がQ1に挑む。
その伊藤はセクター1を全体のベストタイムで通過し、果敢なアタックで5番手タイム。
Q2進出を決めた。
Q2担当のジェームス・ロシター選手もミスの無い走りをするも7位でグリッドが確定した。。

11月1日(日)決勝
気温13〜14度と肌寒くサーキット全体が雲に被われる中、14時に決勝スタート。
スタートを担当したロシター選手はスタート直後から着実に順位を上げ4位に浮上。
レース距離の半分を超えたところでピットに入り伊藤に交代。
その伊藤はピットアウト直後からハイペースで走行し3位のマシンがピットインの際、逆転に成功。
その後トップグループとの差を縮めていくも、だんだんペースが落ち始める。
コース上のタイヤカスが自分のタイヤに付着し、グリップが失われる現象に悩まされ2台に先行を許してしまう。
それでも終盤雨がパラつく難しいコンディションで伊藤は耐えて5位でチェッカーを受けた。
ランキング上位チームが優勝したこともありトップと17ポイント差と厳しい状況になったが、タイトル獲得の可能性はLEXUS TEAM PETRONAS TOM'Sを含め6台に絞られた。


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大輔インタビュー

非常に難しいレースでしたが、最低限のポイントは獲れたと思います。
まだ何が起こるかわからないので、諦めず全力を尽くします。
事前テストでも好感触を得ているツインリンクもてぎでの最終戦です。
タイトル獲得には優勝が最低条件なので、勝つことだけ考えて思いっきり走ります!