SuperGT/ルマン24
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レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2015/05/02-03:第2戦 富士スピードウェイ
【確実なレース運びで3位表彰台!】 予選4位 決勝3位

開幕戦はリタイヤとなり本来の力を出すことができなかったLEXUS TEAM PETRONAS TOM'S。
しかし苦戦の中で得たデータを基にマシンのセッティング等を改善し、レクサスのホームコースとなる富士スピードウェイが舞台の第2戦に挑む。

5月2日(土)予選
フリー走行でセッティングの微調整やタイヤの確認を行い、まずまずのフィーリングを得ることができた。
そして伊藤がQ1を担当し、ミスの無いアタックで好タイムを記録。
3番手でQ2へとコマを進めることに成功した。
Q2担当のジェームス・ロシター選手も果敢なアタックでポールを狙うが、最終的には4番グリッドが確定した。

5月3日(日)決勝
二日間を通して晴れ、またゴールデンウィークということもあり大勢のファンがサーキットに集まった。
今回のレースは500km、110周と長丁場。ピットインの回数は2回となり、各チームのピットインのタイミングやタイヤ選択、給油量など、様々な要素で順位が変わる可能性がある。
スタートの担当はロシター選手。
スタートを決めて、2周目の1コーナーで前車をパスし3位浮上。
その後他車のアクシデントによりセーフティーカーが導入されたが、PETRONAS TOM'S RC Fは順調に周回を重ねる。
1位と2位を走行するGT-Rにジリジリと差を広げられる展開の中、37周を終えピットイン。
伊藤に交代し追撃を計る。
しかしトップ3台はお互いミスすることなく周回を重ね、PETRONAS TOM'S RC Fは87周を終え2回目のピットイン。
再びロシター選手に交代し追撃を試みるが、2台のGT-Rはそれを上回るペースで逃げる。
結局トップ3の順位変動はなく伊藤・ロシター組のPETRONAS TOM'S RC Fは3位でチェッカーを受けた。


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大輔インタビュー

正直悔しい気持ちもありますが、我々にとって今回の3位表彰台は価値のあるものです。
チームは素晴らしいマシンに仕上げてくれたし、ロシター選手もいい走りをしてくれました。
ただ今回2台のGT-Rはそれを上回る速さを持っていました。
良い手応えを得たレースでしたし、次戦は昨年36号車が優勝したタイでの開催です。
この調子で優勝を狙っていきたいと思います。