SuperGT/ルマン24
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レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2014/08/09-10:第5戦 富士スピードウェイ
【大荒れの天候の中、貴重なポイントゲット!】予選14位 決勝9位

ランキングトップでシリーズをして折り返したLEXUS TEAM KeePer TOM'S。
第5戦の舞台はレクサスホームコースの富士スピードウェイなだけに上位に食い込みたい。
しかし、37号車 KeePer TOM'S RC Fのハンデウェイトは上限の100kgに近い98kg。
直線が長いコースで、このハンデの影響はかなり大きいと予想される。

8月9日(土)予選
今にも雨が降り出しそうな曇り空の下、Q1を担当する伊藤は渾身のアタック。
順位は14番手でQ2へコマを進めることはできなかったが、ハンデの少ない他車と直線で10km/h、その直線区間だけで1周1秒もの差があることを考えると素晴らしいアタックだったと言えるだろう。

8月10日(日)決勝
台風の影響で時折激しく雨が降るため各チームはタイヤの選択に頭を悩ます。
午後3時、小雨の中セーフティーカーの先導でレースはスタート。
スタートを担当したアンドレア・カルダレッリ選手は着実に順位を上げていく。
しかし11位までポジションを上げた時点で豪雨となりセーフティーカーが導入されるとそのまま赤旗でレースは一時中断となった。

30分程の待機で雨は上がりレースは再スタート。
コース上の濡れた箇所が少なくなっていく中、各チームタイヤ交換のためピットに入る。
KeePer TOM'S RC Fはそのタイミングを少し遅らせピットインするが、シートベルトがうまく緩まず、大きくタイムロスし伊藤がコースに復帰した。
どんどんと乾いていく路面。ウェットタイヤのまま9位で我慢の走行となったが、残りも10周を切ったところで再び激しい雨が降り出した。
ここで2度目のセーフティーカー導入となり、そのままチェッカーを迎えることになった。
結局KeePer TOM'S RC Fは9位。劣勢の中、貴重な2ポイントを獲得し、シリーズポイントリーダーを死守した。


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大輔インタビュー

非常に厳しい週末でしたが、その中でポイントを獲得できたことは大きな意味を持ちます。
次の鈴鹿戦も同じく厳しい展開になると思いますが、タイトルを争う上でとても重要なレースです。
今のチーム力を活かして、ポイントリーダーとして、また良いレースをしたいと思います。