2013/04/28-29:第2戦 富士スピードウェイ
【最後尾から怒濤の追い上げ!】予選15位 決勝6位
トラブルでノーポイントに終わった開幕戦。
だが今回の舞台はLEXUSホームコースでもある富士スピードウェイ。
是が非でも表彰台を獲得すべくチームと伊藤はサーキットに乗り込んだ。
4月28日(日)予選
快晴の中、フリー走行で順調な滑り出しを見せたLEXUS TEAM KeePer TOM'S。
常に上位のタイムをマークし予選ではポールポジション争いができる手応えを得ることができた。
まずはQ2進出を賭けてのQ1にアンドレア・カルダレッリ選手が挑む。
コースイン後にタイヤをあたため、いざアタック開始!と思った矢先
モニターにはコース脇にストップしたKeePer TOM'S SC430が映し出された。
駆動系トラブルだった。
これでQ1敗退と同時に最後尾である15番グリッドが確定した。
4月29日(月)決勝
予選日同様、好天の中500kmのレースがスタート。
普段より距離が長い分、予選での遅れをできるだけ挽回したいと語った伊藤は、オープニングラップからいきなり2つポジションを上げ13位。
翌周に11位と次々にポジションアップを果たし、26周目にはなんと5位まで順位を上げて見せた。
その後36周終了時点でまずは1回目のピントイン。
伊藤からカルダレッリ選手へとバトンが渡された。
カルダレッリ選手も安定したペースで周回を重ね、ポジションキープのまま73周終了でピットイン。最後のスティントを伊藤に託す。
日も傾き、路面コンディションの変化によってタイムを落とすマシンが多い中、伊藤はトップと遜色無いペースで追い上げる。
しかし2回目のピットで逆転を許したマシンを追い詰めるも、あと一歩届かず、110周のレースを6位で終えた。
予選でのトラブルは残念ですが、チームは決勝までにマシンを完璧な状態にしてくれました。
そのおかげでたくさん抜くことができたし、レースを楽しむことができました。
開幕戦に続きマシンの速さも確認できたし、次回のマレーシア戦も自信を持って挑みたいと思います。