SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2011/08/20-21:第5戦 鈴鹿サーキット
【荒れた天候の中、しぶとくポイントゲット】予選9位 決勝8位

今季最長距離500kmのレース「ポッカGTサマースペシャル」。
前回SUGO戦で期待のできるレースを披露したLEXUS TEAM LeMans ENEOSはここ鈴鹿で後半戦の良いスタートを切りたい。
また伊藤大輔は地元でのレースということで気合いが入る。
しかし猛暑続きから一転、全国的に天候が崩れ、秋の気配さえ感じる気温と夏特有のゲリラ豪雨が各チームを悩ませる週末となった。

土曜の午後から行われたノックアウト方式の予選。
予選を担当した大嶋選手は11番手とギリギリの順位でQ1を突破。
しかし7番手までしか勝ち残ることのできないQ2では、路面コンディションがウェットに変わる中9番手とQ3進出を逃すと共に決勝での9番グリッドが確定した。

ウェットコンディションでレースはスタート。
スタートを担当した大嶋選手は何台かにパスされ苦しい展開が続いたため予定より早い19周でピットイン。伊藤に交代した。
途中、他車のアクシデントによりセーフティーカーが導入されることもあったが、雨が降ったり止んだりの難しいコンディションでバトルを繰り広げながら伊藤は35周を走り7位で再び大嶋選手にバトンタッチ。
しかし、その後路面は急速に乾き始めたこともあり、チームはドライタイヤに交換することを選択。
これで一気に順位を落としたものの、ドライタイヤを選択したマシンのペースは明らかに速く、みるみる順位を回復し残り3周の時点で7位。
しかし最後にまた雨が降り始め、レインタイヤ装着車に再逆転を許し8位でチェッカー。
満足のいく順位ではないものの、しぶとくポイントを加算した。


写真

大輔インタビュー

難しい天候。そして難しいレースでした。
そんな中でも最低限のポイントは獲得できましたし、チームは良い仕事をしてくれました。
ポイント差は広がりましたが、次戦はレクサスのホームコース、富士スピードウェイです。
タイトル争いを面白くするためにも、ここで勝つ必要がありますね。