SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2010/03/04:第2戦 岡山国際サーキット
【しぶとく粘り5位入賞】 予選5位 決勝5位

開幕戦から2位表彰台と順調な滑り出し見せたLEXUS TEAM Le Mans ENEOS。
今回は30kgのハンデウェイトを積んでの戦いとなった。

3日(土)の予選日は朝から気温が低くコンディションが悪い中、フリー走行で着実にセットアップを煮詰めるENEOS SC430。
ノックダウン方式で行われた予選でまず伊藤が4番手タイムでQ1クリア。
続いてビルドハイム選手も6番手のタイムでQ2をクリアした。
Q3で使うタイヤはそのまま決勝のスタートタイヤとなるため各車ミディアム・ハード系のタイヤでアタック。
そんな中、伊藤は30kgのハンデを感じさせない走りで5番グリッドを獲得した。

決勝日は快晴で気温も上昇。
ポジションをキープし順調にスタートを切ったビルドハイム選手。
途中GT300クラスのマシンに引っかかった際、ポジションを落とす場面もあったが、逆のパターンで抜き返すなど5位でレースを進めていく。
レース距離も半分に近づいた頃、各車ピットインをし始め、中にはタイヤ無交換や2本交換の作戦を採るチームも。
しかしENEOS SC430はスタンダードな作戦で4本のタイヤを交換。
伊藤に交代しコースに復帰するが、無交換作戦の100号車や8号車に先行されてしまい8位にドロップ。
前をふさがれ思うようなペースで走れない伊藤だったが、前のマシンにプレッシャーをかけ何度か仕掛ける。
うまく相手のミスを誘い5位までポジションを回復することに成功した伊藤は残り数周をミス無く走り5位でチェッカーを受けた。
これによりENEOS SC430は2戦終了時点でポイントリーダーとなった。


写真

大輔インタビュー

厳しい戦いでしたが5位という結果には満足しています。
タイヤ無交換作戦などを採るチームが多い中、チームは冷静な判断で僕をコースに送り出してくれました。
このような厳しい展開の中、着実にポイントを獲れたことの意味は大きく、次戦に繋がるレースになったと思います。