SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2009/06/21:第4戦 セバンF1サーキット
【まさかのトラブルで戦線離脱】予選4位 決勝14位

灼熱のマレーシア。
予選前日の金曜はその言葉がぴたりと当てはまる気温36度、路面温度52度を記録した。
しかし予選当日の天候は不安定で、フリー走行は終始ウェットコンディション。
午後の予選前にはドライコンディションになったものの、今年はセパンでのテストがなかったためぶっつけの予選となった。
限られた時間の中、細かなセットアップを施し、最後のアタックを開始。
ここで伊藤は見事2番手タイムを叩きだしスーパーラップ進出を決めた。

そのスーパーラップで果敢に攻めた伊藤だったが、決勝を見据えたタイヤチョイスをしたため2つ順位を落とし4番グリッドが確定した。

決勝スタート直前、ポールからスタート予定の1号車nismoGT−Rがトラブルのためピットスタートに。
実質3番手からスタートすることになったENEOS SC430ビヨン・ビルドハイム選手。
だがスタート直後の1コーナーで2台に抜かれ5位にドロップしてしまう。
しかしビルドハイム選手も負けじと抜き返し4位へ。
一見順調そうに見えたが、ビルドハイム選手から「ギヤが動かない」との無線が。
その影響で一気に10位まで後退すると同時に、症状が悪化したため緊急ピットイン。
メカニックの懸命な作業によりコース復帰することはできたが、既に7周遅れ。

しかし諦めずに走り続けるENEOS SC430は残り24周で再びピットイン。
伊藤に交代した。
伊藤はファステストラップを記録しながら懸命に追い上げるが、前との差があったため順位は変わらず14位でチェッカーを受けた。


写真

大輔インタビュー

チームが良いマシンを準備してくれたおかげで予選、決勝とも速さをアピールすることはできました。
今回こそはと気合いが入っていただけ悔しい結果となりましたが、次回はSC430の相性が良いSUGO戦なので、優勝を狙います。