SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2009/04/19:第2戦 鈴鹿サーキット
【決勝で追い上げ4位。予選順位を挽回】 予選10位 決勝4位

F1開催のため大幅な改修が行われた鈴鹿サーキット。
ピットエリア、グランドスタンドに加え、コース前半部分の舗装も新しくなった。
そのため新しい舗装、1週間前から急上昇した気温に対応すべく、各チームとも予選、決勝に向け土曜日のフリー走行を開始した。
そこでENEOS SC430を駆る伊藤はまず2番手のタイムをマーク。
昼に行われる予選に期待が集まった。
しかし予選用に選択したタイヤとマシンセッティングがうまくマッチせず、なんと10番手。
スーパーラップ進出を逃した。

決勝日の天候も晴れ。土曜日に比べ少し気温が上昇したこともあり、ピットインのタイミングや選択するタイヤが大きなポイントとなる。
ENEOS SC430はビヨン・ビルドハイム選手がスタートを担当。
抜くのが難しいとされる鈴鹿サーキットで何度も追い抜きを試み、少しずつポジションを上げていく。
レース距離の半分に近づいたあたりから各車ピットインをし始める。
その中でENEOS SC430は少し遅めの30周終了時点でピットイン。
伊藤に交代し8位でコースに復帰した。
その後伊藤は大きく開いていた前車との間隔を詰め、残り6周の時点でテールtoノーズの状態に。
そして伊藤が前車を追い抜こうとした時、前方で多重クラッシュが発生。
危うく巻き込まれるところだったが、伊藤は間一髪それを回避。
6位までポジションアップし、その翌週にも前車のアクシデントを回避し5位。
ところがその直後多重クラッシュの影響でセーフティーカーが導入された。
伊藤の前はトラブルを抱えている1号車nismoGT-Rだったため、再スタートが切られれば抜くことは難しくない。
だが結局残り2周セーフティーカー先導のままで52周目に5位でチェッカーを受ける。
しかしレース終了後4位の1号車nismoGT-Rがペナルティを受けたため、ENEOS SC430が繰り上がり4位となった。


写真

大輔インタビュー

決勝でのマシンバランスが非常に良く、思い切ってプッシュすることができました。
結果的に4位までポジションを上げることができたのは嬉しいですが、予選結果が悪かったのが悔やまれます。
次回富士戦はトヨタのホームコースなので、もちろん優勝を狙っていきます。