2008/06/22:第4戦 セバンF1サーキット
【SC430勢、苦しい展開ながらしぶとく8位】 予選13位 決勝8位
前回の富士で最後尾から追い上げ6位入賞を果たしたENEOS TOYOTAチームルマン。
第4戦もこの流れに乗りたいところだが、ここ数年の結果を見るとSC430にとって決して相性の良いコースとは言えないセパンサーキット。
案の定フリープラクティスからSC430勢のタイムが延びず、伊藤もセッティングを見出せないまま予選を13番手で終えた。
天気が心配された決勝だが、午後4時のスタートではときおり晴れ間がのぞく曇り。
例年より涼しいとはいえ赤道直下のマレーシア。気温は30度を上回る。
スタート直後に2台ほど接触するシーンがあったが、スタートを担当したビヨン・ビルドハイム選手は冷静にそれを回避。
その後、前を走るNo.35宝山クラフトSC430を追いつめるがなかなか抜けない。
ピットインのタイミングで先に動いたのはNo.35。22周を終えピットに入ってきた。
その2周後にビルドハイム選手もピットイン。残り30周を伊藤に託す。
ピット作業がうまくいき、伊藤はNo.35の前でコースに復帰することができた。
その後伊藤は追ってくるNo.35を引き離し、前を走るNo.36PETORONASトムスSC430を猛追。5秒以上あった差をテールトゥーノーズに持ち込んだが、あと少しのところでチェッカー。8位でゴールした。
苦しい週末となりましたが、しぶとくポイントを獲れたことは良かったと思います。
ピットではチームがすばらしい仕事をしてくれました。
次回は更にチームの戦力を上げて、トップ争いができるよう頑張ります。