SuperGT/ルマン24
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レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2015/09/19-20:第6戦 スポーツランドSUGO
【粘って1ポイント狙うも最後はトラブルで戦線離脱】予選11位 決勝13位

前戦の鈴鹿で優勝を飾り、タイトル争いに名を上げたLEXUS TEAM PETRONAS TOM'S。
残り2戦でハンデウェイトが軽減されることもあり、その前にできるだけ多くのポイントを稼いでおきたいところだ。
しかし、開幕戦でのエンジントラブルにより年間使用規定の3機を超える4機目のエンジンを投入することになったため、今回レース中に10秒のペナルティストップを課せられることが決まっている。

9月19日(土)予選
86kgのハンデウェイトを積んでいるため決勝でのパフォーマンスを重視し、マシンセットアップを行ったフリー走行。
一発のタイムアタックを犠牲にしたタイヤ選択でもあり、Q1を担当した伊藤も渾身のアタックを披露するもQ2進出には届かず。
それでもポイント上位争いをしているライバル勢の前に食い込むことには成功した。

9月20日(日)決勝
秋風感じる晴天の元、スタート間近のスポーツランドSUGO。
各車がピットを離れ続々と各グリッドに向け試走を開始する中、PETRONAS TOM'S RC Fのエンジンに火が入らない。
何度トライしてもセルが回る音がむなしく響く。
結局部品を交換しエンジンに火を入れる事は出来たが時既に遅し。
ピットロード出口は赤信号になっており、グリッドに着く事ができずピットスタートが決定。

全車がスタートを切りGT300クラスの隊列が1コーナーを過ぎたところでようやくスタートを切ったPETRONAS TOM'S RC F。
その直後、エンジン交換によるペナルティストップを消化し1周遅れとなったが、ジェームス・ロシター選手は周回遅れながら少しずつ前との差を詰めてゆく。
他車のアクシデントでセーフティーカーが導入されたこともあり一時は同一周回まで挽回するも、伊藤に交代しコースに復帰した時点ではまだ周回遅れの11位。
ただポイント圏内の10位をもぎ取るため伊藤は必死に差を詰めようとするも今度はうまくシフトチェンジができないトラブルが発生。
ごまかしながら走行を続けるも、最後はトラブルが悪化しピットへ。
残り10周を残しレースを終えた。


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大輔インタビュー

今回は一度にいろんな事が起きました。
1ポイントでも加算するために必死で走りましたが、トラブルが出てしまった事は仕方ないです。
残り2戦となりましたが、タイトル獲得のために全力でいきます!