SuperGT/ルマン24
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レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2014/05/31-6/01:第3戦 オートポリス
【最後まで攻め続け4位入賞!】予選5位 決勝4位

開幕戦で優勝、第2戦で5位と、現在シリーズランキング2位のLEXUS TEAM KeePer TOM'S。
52kgのハンデウェイトを積んでの戦いとなるが、ランキング首位を奪還すべく、伊藤とチームは第3戦の舞台オートポリスに乗り込んだ。

5月31日(土)予選
ハンデを物ともせずフリー走行開始早々に好タイムをマークした伊藤。
だが今年はハンデが50kgを超えた場合、燃料の流量制限を施し、その代わり50kgのウェイトを積まなくてもよいというルール。
つまり52kgハンデのKeePer TOM'S RC Fは「燃料の流量制限+2kgのウェイト」ということになる。
その影響でエンジンパワーが抑えられ、直線区間でのタイムロスは大きいが、コーナリング性能のロスは少ない。
そんな中、Q1を担当した伊藤は見事なアタックで3番手タイムを叩き出しQ2進出を決めると、Q2担当のアンドレア・カルダレッリ選手も果敢な走りで5番グリッドを獲得した。

6月1日(日)決勝
二日間を通して夏のような暑さ。ここ数年は10月に開催されていたオートポリス戦だが、今回は全く異なる気象条件で決勝がスタートした。
スタートを担当したカルダレッリ選手は落ち着いた走りで順位をキープ。
その後ポイントを争う12号車カルソニックGT-Rとの攻防で順位を上下するものの、5位キープのまま29周を終えピットイン。伊藤に交代した。
しかし、タイヤ交換中にジャッキが落ちるアクシデントもあり10秒以上ロスしたKeePer TOM'S RC F。
それでも諦めない伊藤は大きく開いた前車とのギャップを少しずつ縮め、コースオフした36号車ペトロナスTOM'S RC Fをパスして4位浮上。
その後、他車のアクシデントの影響でセーフティーカーが導入され、3位とのギャップが一気に無くなりチャンス到来。
残り9周でリスタートされ、伊藤は3位の12号車カルソニックGT-Rに猛プッシュ。
一進一退のバトルを繰り広げるも、4位でチェッカー。
表彰台には届かなかったが、レース終盤での両者のバトルは場内を大いに沸かせた。


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大輔インタビュー

正直もっと苦しい展開を予想していましたが、チームはハンデを感じさせないマシンに仕上げてくれたし、レースの内容も良かったと思います。
ハンデに対するマシンの特性もわかってきたので、次回もいいレースができると思います。