SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2012/3/31-04/01:第1戦 岡山国際サーキット
【他車に追突され万事休す】 予選9位 決勝13位

2012年シーズンもLEXUS TAEM LeMans ENEOSと共に戦うことになった伊藤大輔。
チームメイトも昨年と同じく大嶋選手となり、体制に大きな変更が無いことから、チームパッケージが熟成された形でシーズン開幕を迎えた。

3月31日、ウェットコンディションのフリー走行でマシンのチェックを行い、ドライコンディションに変わった午後に予選開始。
と思われた矢先に雨が降り出し、コースは再びウェットに。
15分間のQ1だが雨は止み、赤旗中断などもありコースは乾き始める。
中にはドライタイヤで最後のアタックをするチームもあったが、Q1を担当した大嶋選手とチームはレインタイヤを選択し7位。 11位以内の入りQ2へとコマを進めた。
10分間のQ2を担当する伊藤はドライタイヤでアタック。
しかしマシンバランスに異常を感じながらの走行となり、タイムが伸びず9位。
7位までに入ることができずQ3進出はならなかった。

4月1日、決勝はドライコンディション。
予選の結果を受け、マシンのセットアップ変更を施したチーム。
スタートを担当した大嶋選手はスタート直後に一つポジションを上げ8位。
その後もペースの落ちたマシンを抜き7位で走行を続けた。
ドライタイヤの場合、予選で使用したタイヤをそのまま決勝でも使わなければいけないルール。
そのため82周のレースだが32周あたりでピットインする予定。
しかしピットイン予定の1周前、後方を走っていたマシンが大嶋選手に追突。
スピンを喫しコース復帰に時間がかかったため、この時点で5周遅れとなり上位争いどころかポイント獲得の権利さえ遠のいた。

それでも次戦のためにとデータ取りを兼ねて伊藤がコースイン。
トップのマシンと遜色ないタイムでラップを刻む伊藤。
それだけに悔やまれる接触。
結局13位で開幕戦のチェッカーを受けることとなった。


写真

大輔インタビュー

残念な開幕戦となってしまいました。
なかなか流れを作れなかった開幕戦ではありましたが、得られたデータも多く、次戦はレクサスのホームコースである富士スピードウェイでの開催で、SC430が得意とするコース。
しかもウェイトハンデ0kgで挑めるので、もちろん優勝を狙っていきます。
今シーズンも応援よろしくお願いします。