SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2010/10/22-23:第8戦 ツインリンクもてぎ
【まさかのペナルティで戦線離脱】 予選2位 決勝12位

富士スピードウェイで開催されるはずだった第7戦が台風の影響で中止となった。
富士を得意とするレクサス勢、又最終戦をポイントリーダーとして迎えたかったLEXUS TEAM LeMans ENEOSにとっても痛い中止。

しかしチームはレクサス勢が不利と言われるもてぎに照準を合わせマシンをセットアップ。
土曜に行われた予選でポールポジションこそ逃したものの最後は伊藤のアタックによって0.05秒差という僅差で2番グリッドを獲得した。
ポールはランク1位の18号車ウィダーHSVが獲得し、フロントローに並んだ2台でタイトル争い一騎打ちの様相。
又ランキング上位5台がそのまま予選上位に並ぶ結果となり、緊迫した雰囲気は決勝へと持ち越された。

日曜日。曇り空の中スタートが切られた最終戦。
オープニングラップから激しく1位のマシンに食らいつくビルドハイム選手。
しかしその直後、6号車ENEOS SC430に20秒ペナルティストップの判定。
スタート進行時、ビルドハイム選手はグリッドにマシンを並べる際、ピットロード出口の赤信号を無視してコースインしてしまったという。
この影響で最後尾に転落し大きく差を空けられてしまったENEOS SC430。
そこから懸命に追い上げを計るビルドハイム選手。
そして22周終了時にピットインしバトンを受けた伊藤。
前車との間隔を縮めはするものの結局12位でチェッカー。

優勝は1号車PETRONAS SC430。そして2位に入った18号車ウィダーHSVがシリーズチャンピオンを獲得。
ENEOS SC430はノーポイントに終わったため、シリーズランキングも4位となった。


写真

大輔インタビュー

まさかこのような形で最終戦を終えるとは思っていなかった。
本当に悔しい。
ただ、チームは今年本当によく頑張ってくれましたし、ビルドハイム選手も今回のミス以外はクレバーな走りをした一年だったと思います。
チームは着実に進化しチャンピオンを狙えるところまできました。
来年こそは。
見ていてください。
一年間ご声援ありがとうございました。