SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

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コラム 伊藤大輔「復活への道」

vol.08:GTもてぎ戦へ

GT第7戦のもてぎに行ってきた。身体もだいぶ良くなってきたし何とかチームに貢献したいという気持ちもあったので。ところで、やっぱり車は便利だね〜(笑)。6月末に納車されたLS600hは走行距離400kmのまま時間が止まってたし、久々のロングドライブを楽しみつつ茂木に向った。

木曜の夜に移動したけど、ホテルに泊まることも久々で、廊下を歩いて部屋が並んでいる様子を見て病室を思い出してしまう(苦)。なんか変な感じだった。翌朝サーキットに入り久々の現場にちょっと興奮。いろんな人が声を掛けてくれて、たくさんの人と話ができて嬉しかった。

結果こそ出ていないものの最近車が速くなってきたのでチームの雰囲気は良かった。ただ残り3戦はチームにとって非常に重要だし、もちろん来年のことも考えなくてはいけない。今回僕は、「今チームに必要なものは何なのか」をいつもと違う目線から見たかった。レースの結果は予選3位、決勝4位。表彰台に上がれなかったのは残念だけど、チームもドライバーもすごく頑張ったと思う。ビヨン(ビルドハイム)は最近速さを見せてくれるし、(飯田)章さんもきちんと仕事をこなしてくれている。


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特に章さんはチャンピオンを獲った時のチームルマンを知っているから、いろいろアドバイスしてもらえるのは本当に助かっている。

それにしてもサーキットは刺激が強かった。身体がウズウズする。正直3日間暑いサーキットにいて身体は大丈夫かなとも思ったけど、サーキットの雰囲気、音、臭い、そして皆に会えたこと、それら全てが自分にとって良い薬になったし、おかげで体調は何も問題無かった。

→vol.09


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